犬の社会化とは、犬がこれから経験する人社会の物事に慣らすことです。

 

犬は、人間の様に言葉で理解出来ない分、

この状況は安全か危険か、察するしか出来ません。

 

社会化とは、知識と経験を増やし、自分の身を護れ、

状況判断が出来る、余裕のある犬に育てることでもあります。

 

社会化が必要な理由

犬の命は十余年。

 

その間、

家族の生活、生活騒音、天候や気温の環境も含め、驚くほど変化します。

 

例えば、

お子様の進学や勤務状況による生活時間帯の変化、

進学、転勤、入院、による留守番時間の増加、家族の不在、

近隣の住宅工事、ヘリコプターや航空機が飛行するようになった、

など、

ほんの一部ですが、実体験やアドバイスの際にヒントを得た情報です。

 

人間にとっては些細なことでも、理由のわからない犬は不安を感じます。

そんな時、社会化された犬なら、柔軟に乗り越える対応力や、

順応力を持っているのです。

 

社会化を怠る影響

犬にとって、未知、不慣れな物事が多いほど不安を感じます。

その場をどうやって乗り越えたらいいのかわからず、

興奮する、うなる、吠える、力を使って逃げ出す機会となります。

偶然、無事にその場を乗り越えられたことで、

その行動は繰り返されるのです。

 

ストレスを抱え続けることは、精神・身体の不調に現れます。

身体を舐め続ける、同じ行動を繰り返す、落ち着かないなど、

愛犬のサインが読み取れない、または放置すると、

下痢便秘、皮膚疾患など体調不良が続いたり、

投薬や療法食を食べ続けることになるかも知れません。

 

社会化は犬のしつけ

飼い主は犬をコントロールする管理義務があります。

 

どんな犬でも、肉を切り裂き、骨を砕ける力を持っています。

大人しくても可愛くても、怪我をさせる危険があると自覚してください。

 

うちの犬は大丈夫。とは、よく聞く言葉です。

それは一方的な思い込みで、動物に絶対はないと早く気付いて下さい。

 

犬には真摯に向き合ってください。

 

人間と暮らしてくれる犬が、不安や恐怖を感じることなく、

穏やかに暮らせる社会を目指しています。