先日、ドッグフードのお届けにアヴュールさんのお宅へはなちゃんと一緒に伺いました。

わたくしがドッグトレーナーな事もあり、はなちゃんはペットホテルをご利用中、教育係も兼ねてお世話をさせていただいております。

大きさは違えど仲良し
小型犬によくある興奮

はなちゃんのような小型犬は、神経質で敏感に創りあげられた歴史があります。
気の毒なことに、未知に対する恐怖感も高いのです。
それにともなう興奮も半端ではありませんが、一見かわいらしいので喜んでるように誤解されることが多いのです。

興奮って喜んでるの?

よく聞かれる質問ですが、興奮自体は良くも悪くもたくさんの感情を伴います。
では、興奮とはなんでしょうか。

感情が高ぶること。「興奮して口数が多くなる」
気分が病的に高揚した状態。カフェイン・アルコールの急性中毒や躁病(そうびょう)の患者などに認められる。

なるほど納得です。
嬉しくても怖くても、興奮すると口数が多くなる人っていますよね。
犬も同じで、口数が多くなっているだけなのです。

そして気になるのは、躁病。

気分が異常に高揚し、開放的になったり怒りっぽくなったりする状態が続く精神疾患。気分障害の一つ。

犬の興奮状態はこの状態に近いです。

例えば、
うちの子、人が好きなんですーとか、犬と遊びたがってちゃってー!
とおっしゃる飼い主さんの状態は、興奮した犬に引きずられています。

尻尾を振っているので喜んでいるかと思いますが、精神は混乱状態。
撫でてあげたら突然噛みついたり、犬同士が臭いを嗅いでいたと思ったら大喧嘩に発展する訳です。

なので、興奮した犬は、近づけない、近づかないのがマナーです。

その原因は?

社会化不足も大きな原因のひとつです。
家と家族以外に慣れていない、世の中に対して知識不足な状態で、何事に関しても経験値が低いのです。

対策は?

とことん外に連れ出し、人に合わせ、犬に合わせ、経験を積ませます。
しかも、その条件は必ず良いイメージを付けることです。
なで回すよりは、現物支給。
最高級に美味しいオヤツを「チビチビ」食べさせながら行います。

例えばこんなこと!

そんな訳で、はなちゃんはアヴュールファミリーご協力のもと、お邪魔させて頂き今回は3回目。

車を乗り入れた時からクレートの中で喜びの声をあげていました。
教育係の私がいるので羽目を外すことはありませんが、場所がわかる事に驚きました。

初回はガッシリしたお父さんに凍りついたものの、オヤツをもらったりゆっくり撫でてもらう事でスッカリ良い印象。
気を引きたくて、静かに熱い視線でアピールしていました。

そしてお母さんの抱っこにはウットリ。
親友のアヴュールさんはさしおき、滞在を満喫。


その様子に、犬の学びって早いですねー!と一同しきりに感心しました。

社会化とは

こんな小さな事の積み重ねで良いのです。
知らない人でも優しく接してくれることや、初めての場所でも怖がることはないとひたすら経験を重ねます。
愛犬の学習を諦めないで、外に連れ出して良い経験をさせてあげて下さいね。

犬と素晴らしい生活が送れますように。